必見!【ハザードマップ活用術】洪水リスクとは?「自動車用ガレージ」選び

街中の長い通りで洪水で半分沈んでいる車 自然災害

今回は
「必見!【ハザードマップ活用術】洪水リスクとは?「自動車用ガレージ」選び」
というテーマに関して深堀りしていきます!

1. ハザードマップとは?

初めて聞く人も多いのではないでしょうか?
ハザードマップとは「過去の自然災害のリスクを可視化」した「地図」のことです!
適切な対策や予防措置を講じるための基礎情報となります。

誰が作成している?

市町村が作成しています。

どこでもらえる?

なので、市町村の窓口でもらえます!

窓口でしかもらえないの?

安心してください!
ネットで「ハザードマップ ○○市」と検索するとすぐ出てくるので、見ることができます。

2. ハザードマップで見える洪水リスク

虫眼鏡でFAQという文字を拡大している

最近の天候、おかしいですよね?
いや、ずっと前からおかしいですけど、泣く子も黙る温暖化ってやつです。

気候変動のせいで、洪水も連発されるわけですが、車好きにとって、これは大問題です。
この洪水リスクに備えられるなら、大切な愛車が流される前に備えたいですよね?

じゃあ、どうやって備えるのか
それは洪水の無い場所に車を置くだけです(笑)

単純なことですが、貸しガレージや駐車場を契約するときにハザードマップを見て、過去に洪水が無い事を確認していますか?

どうでしょう。意外と「気にしたことなかった!」という人もいると思います。

契約時の値段に目が行って、安い順に並び変え(ソート)て検索していませんか?
駅チカで良い立地なのに安かったりすると、「優良物件見つけた!」と飛びついていませんか?
「残り1台です」なんて書いてあると「逃すものか!」と、喜びながら契約したことがある人も、いるんじゃないでしょうか(笑)

私もそうなので、気持ちは凄く分かります(笑)
ですが、水没したり、流されては意味がありません。

安い物件には必ず何か「理由」があります。

そこでハザードマップの出番です。

未来のことは誰にも分かりませんが、過去から推測することは出来ます。
ハザードマップで契約地域の過去の洪水リスクを具体的に把握し、その物件の本当の価値を見抜きましょう。

3. ハザードマップの見方

実際のハザードマップ

出典:常総市役所「常総市洪水ハザードマップ 鬼怒川版」
常総市洪水ハザードマップ
常総市洪水ハザードマップ鬼怒川版・小貝川利根川版を更新しました常総市洪水ハザードマップとは、鬼怒川・小貝川・利根川が大雨により氾濫した場合に浸水が予想される区域と、想定される浸...

これが実際のハザードマップです。
赤色が濃いほど深く水に沈んだ地域である事を表しています。

当たり前ですけど、川の周辺が真っ赤ですね。
見方は簡単です。

赤いところが浸水したところです。
どのエリアがヤバいのか一発で分かります。

このエリアを回避すれば水没する可能性がグッと減りますね。

実例 【H27年関東・東北豪雨(鬼怒川)】

H27年関東・東北豪雨(鬼怒川)
常総市三坂町地先(鬼怒川左岸21.0km付近)における堤防決壊等に伴う氾濫により、常総市の約1/3の面積に相当する約40km2が浸水し、常総市役所すら孤立した。

出典:国土交通省 近年の水災害(その6)H27年関東・東北豪雨(鬼怒川)
出典:国土交通省 鬼怒川の主な災害 決壊箇所(鬼怒川左岸21k付近)
出典:国土交通省 鬼怒川の主な災害 浸水の様子(常総市役所から駐車場を望む)
日本の川 - 関東 - 鬼怒川 - 国土交通省水管理・国土保全局

先ほど表示したハザードマップはこのH27年関東・東北豪雨(鬼怒川)をもとに作成されたものです。
駐車場は全部浸水しています。

4. 洪水に負けないガレージ & 防水グッズ

立地の対策も大事ですが、ガレージも対策があるので見ていきましょう。

水に浮くガレージ!?

ゲリラ豪雨対策になるか?-「ポップアップガレージ」で洪水&駐車場不足を同時に解決 [インターネットコム]
Third Natureは、ゲリラ豪雨や台風による浸水リスクを低減する「ポップアップガレージ」を提案している。緑地、駐車場、貯水池を集約し、都市部の土地を有効活用する。

最近は水害対策で「水に浮く家」もありますが、
同じような発想で水に浮く「ポップアップガレージ」というガレージも提案されています。

これはもう行政事業のレベルですね(笑)
未来に期待です。

止水仕様ガレージ

ヨドガレージ ラヴィージュⅢ[止水仕様] | ヨドコウ
ヨドガレージ ラヴィージュⅢなら、集中豪雨などの突発的な浸水被害から大切な愛車や保管品を守ります。

止水仕様というものが存在します。
ゴムの力で水の侵入を食い止めます。
この製品の場合は400㎜までの水位に対応しています。

ですが、完全に止水できる製品ではないでの注意しましょう。
また、止水という性質上、定期的な有償のメンテナンスは必須と考えるべきです。

止水仕様の貸しガレージを探すか、自分で建ててしまうかの2択かと思います。

価格に関してですが、
この製品の価格を見つけることが出来ませんでした。
知っている方がいたら、教えてくれると嬉しいです。

簡易防水シート

https://www.sanwa-ss.co.jp/products/000874.html

軽量シャッター用の簡易防水シートです。
高性能な土嚢と考えれば良いと思います。

これが一番お手頃で、現実的な対策かもしれません。
価格は8万円程度です。

土嚢

やっぱり土嚢でしょ!
と考える方も多いはず。

ですが、残念ながら土嚢の防水性能は重いわりに、そこまで高くないのが現実です。
上記のシートは簡易と名が付いていますが、防水効果は土嚢の10倍以上あります。

5. ガレージ選びのポイント

ポイントは2つ
「立地の対策」「ガレージ本体の対策」です。
この2つは両立する必要があります。

契約の前に入念な調査は必須です。

また、万が一、ゲリラ豪雨等で洪水が発生した際に、水がガレージ内に集中しやすい地形ではなく、水が自然に流れやすい地形を選ぶことで、リスクをさらに軽減することができます。

少し高台にあるガレージや、ガレージの地面自体が少し傾斜しているとかですね。
水準器を持って調査にいきましょう(笑)

貸しガレージなら月額で「数万円」の物件が多いです。
個人で業者に設置してもらうなら、「数十万~数百万」が相場です。

6. まとめ

「洪水時に車なんて心配していられない!」
という意見も出てくるとは思いますが、気になっちゃう人もいるわけです。

このブログに来てくれている、皆さんはそうなんじゃないでしょうか?(笑)
そうです。今画面を見つめている、あなたです。(笑)

特に近年は旧車ブームもあり、価格も高騰しています。

いい貸しガレージ物件は相応の価格がする場合多いですが、これも「保険」だと思えば割り切れると思います。

車が資産になっている今だからこそ、リスクに備えましょう。
流されるより格安です(笑)

繰り返しになますが、未来は誰にも分かりません。
だからこそ後悔のない選択を早めにするべきです。

ガレージは保険であり、必要経費と考えると良いと思います。
大切な愛車は資産です。

まぁでも、最後はお財布と相談してください(笑)

ということで、今回は以上!

この記事があなたのカーライフに役立つことを願っています!
記事が役立ったら、是非シェアをお願いします!それでは!

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